習慣が大事。
ビジネス書に限らず様々なところで言われる言葉ですが、
実際どのくらい大事だと思いますか?
一説によると、
人間の行動の90%以上は習慣で決まっていると言われています。
「90%はさすがに言いすぎでしょ!」
と思いますよね。
僕も最初はそう思いました。
でも考えてみてください。
あなたが会社などいつも行く場所に向かうまでの間、
どれだけ意識的に体を動かしていますか?
道順、歩き方、歩く速度、腕の振り具合、
途中で買うペットボトルや缶コーヒーの種類、
電車の立ち位置、つり革の持ち方、
スマホを開いて最初に開くアプリ、
髪の触り方、どんな人に目が行くか、などなど・・・
そのほとんどを無意識で行っていませんか?
じぶんが思っている以上に、
私たちは無意識での行動に支配されています。
この無意識の行動こそが、まさに習慣化された動きということです。
そんな何気なく行っている習慣に、
起業のための勉強やダイエットのための運動など、
将来のためになる行動を組み込めたらどうでしょう?
頑張ってないのに起業できた!やせられた!
という、
夢のような状態が実現するわけです。
全てがうまくいくテクニックとは?
習慣化のすごさを分かっていただけたところで、
簡単に習慣化できてしまうテクニックを今回はご紹介します。
しかもこのテクニックを使えば、
時短で物事をこなすこともできるようになります!
習慣化もできて時短もできる、
そんな最強テクニックがあるのか?
はい、あるんです!
その名も、
if-thenルールです。
やり方は簡単。
- if(もし〇〇になったら)
- then(△△をする)
- ifの行動をしたらthenの行動をする、と決める
たったこれだけです。
ポイントが2つあるのでそれぞれ解説します。
①ifの決め方
ifの方には、
あなたが既に習慣化している行動を入れます。
毎日当たり前に行っていることや、
ついやってしまう悪い癖でも構いません。
- トイレに行く
- 歯を磨く
- 会社の椅子に座る
- 昼食を食べる
- SNSを開く
などなど・・・
まずは普段どんな行動をしているか、
書き出してみてもいいですね。
②thenの決め方
そしてthenの方には、
あなたがこれから習慣化したい行動を入れます。
- 本を読む
- ブログ記事を書く
- スクワットをする
- YouTubeの撮影をする
- 起業の勉強をする
などなど・・・
これも習慣化したい行動をリストアップして、
どのifと関連付けるか考えてみるのがいいでしょう。
これだけだと実行しづらいと思うので、
具体的な内容でお伝えして行きます。
具体的な活用方法3パターン
ここからは、
大きく3パターンに分けて
if-thenルールの活用方法を紹介していきます!
学びのスピードを上げる!
新しい資格取得やスキルの修得など、
大人になっても学ぶ機会はたくさんありますよね。
しかし勉強したい気があっても、
日によってやる気が出ないことだってあります。
仕事が忙しくて手がつかない日もありますよね。
そんな勉強の遅れを無くすおすすめのif-thenルールを紹介します!
まずは通勤時間におすすめのルールです!
if | 電車に乗ったら |
then | 本を開く |
既に本を読む習慣がある人はいいですが、
特に習慣がない人は「10ページ読む」というthenを作ってしまうと
挫折してしまいます。
thenを決めるポイントは、
「それならすぐやれるよね」と思える行動かどうか、ということ。
本を持つだけならすぐできますよね。
本を持てばスマホは持ちづらくなります。
そうすると、
ついついスマホをいじってしまう通勤時間を、
読書の時間に充てやすくなる、という寸法です。
さらに電車の中には人の目もあります。
なんとなく、本を読んでる方が
できる人っぽく見られると思いませんか?笑
こういった環境も利用しながら、
うまくじぶんをおだてて勉強の時間を増やしてみましょう!
もうひとつ、効果的なルールをお伝えします。
if | トイレに行ったら |
then | 昨日学んだことを思い出してみる |
勉強したことを復習するのは
記憶を定着させるためにとても大事な作業です。
でもついつい新しいことばかりに目がいってしまい、
勉強したはずの情報を忘れてしまいがちです。
そんな時には、「思い出す」ということをif-thenルールに取り入れてみましょう!
「トイレに行く」というifなら1日3回は機会があるはずです。
1日3回、勉強したことを思い出す習慣を作れば、
学びのスピードがぐーんと上がりますよ!
健康的にやせる!
続いては、
多くの人が一度は悩むダイエットについてのif-thenルール。
食べすぎてしまう人にはこのルールがおすすめです!
if | お腹が空いたら |
then | 水をコップ一杯飲む |
空腹というのは一時的な感覚であることが多いです。
逆に言えば、
5分だけでも気を紛らわすことができれば、
余計な間食を食べずに済ませることができます。
単に口さみしいだけということもあるので、
水を飲むという習慣をつければ
健康的にやせていくことができます!
もうひとつ、
僕が実際にやっているif-thenルールをお伝えします。
if | 食べるものに迷ったら |
then | 鶏肉料理を選ぶ |
今日の夕食やファミレスのメニューで迷った時。
「今日は絶対これを食べる!」というのが決まってない時は
鶏肉料理を選ぶようにしてます。
「なんでもいいからラーメン食べちゃおう!」は、
デブに近づく思考です。笑
ダイエット中は、
糖質はできるだけ取らずにタンパク質を摂取できる
鶏肉料理を選ぶのがおすすめです。
もちろん唐揚げなど太りそうな料理もありますが、
ラーメンで腹を満たすよりは断然マシです。
ぜひ取り入れてみてください!
悪い癖を無くす!
新たに作りたい習慣とは別に、
もうやめたい習慣、というのもありますよね。
スマホをついつい見過ぎてしまう、
足を組んで座ってしまう、
寝酒を飲んでしまう、などなど・・・
こういった悪い癖を無くすのにもif-thenルールは有効です。
勉強したいのにスマホを見過ぎてしまう人には、
こんなルールがおすすめです。
if | スマホを開いたら |
then | まず電子書籍アプリを開く |
スマホを開くことをやめよう、と思っても
無意識のうちにスマホを開いてることがほとんどだと思います。
そんな時は、
スマホのホーム画面に電子書籍アプリを置いて、
学びになる本を1ページだけでも読む習慣をつけてみましょう。
iPhoneにもウィジェット機能がついたおかげで、
Kindleアプリをホーム画面に大きく表示させることができるようになりました。
こういった機能も活用しながら、
スマホを開くだけで学びが増えていく、
そんな習慣を手に入れましょう!
次は座ってる姿勢に関する悪習慣のなおし方です。
if | 足を組んだら |
then | 一度腰を上げてもう一度座り直す |
足を組んでるな、と気付いたら
一度両足を地につけて軽く腰を上げ、
骨盤を立てて座り直す。
ただこの繰り返しをするだけですが、
「足を組まないようにする!!」と考えるより
よっぽど足を組まない時間が増えます。
人間の脳は「〇〇するな!」という命令をうまく守れません。
「〇〇するな!」ではなく、
「〇〇せよ!」という命令に書き換える必要があります。
足を組むたびにいい姿勢に戻すことができるので、
結果的にいい姿勢でいられる時間が増えるわけですね。
これもぜひ試してみてほしいルールです!
まとめ
if-thenルール、できそうでしょうか?
最初は意識的にルールを守る必要がありますが、
慣れてくれば自然に体が動くようになります。
そうなってしまえばもう無敵です。
あなたは何も考えることなく、
よりよい未来へ進んでいくことができます。
まずは1つ、
if-thenルールを決めてみて
すぐ見える場所に書いておきましょう!
1つのルールができるようになると、
ルールを増やすのが楽しくなってきて
習慣を作るのも簡単になってきますよ!